ISCは2つのイメージセンサーから得られる視差を使って物体までの距離をリアルタイムに計算するステレオカメラシステムです。
2つのカメラと高性能PCを組み合わせて実現する従来のシステムとは異なり、対象物との距離情報をカメラ本体内で計算し、かつカラー化した測距イメージをリアルタイムで計算/出力できるシステムです。したがって後処理は、軽微な組み込みコンピューターでも実現することができます。
大幅な軽量化を実現し、自動車や建機、ロボットはもちろんドローンにも搭載することができるなど、様々な分野での応用が可能です。
さらに自動調整機能や自動校正機能を備えており、広い環境対応力と経年劣化にも逐次適応し、最適な精度を保つことができます。
ISCはステレオカメラの第一人者である実吉敬二氏が会長兼CTOを務める
東京工業大学発ベンチャーのITD Lab株式会社と
ミナト・アドバンスト・テクノロジーズ株式会社とで
共同開発をすすめています。
ITD Lab株式会社 実吉敬二 氏
最近話題となっている自動運転の開発ですが、ITD Lab 實吉敬二先生は94年にはすでに自動運転に成功していました。
それから24年、長い時間をかけて
誕生したISCだからこそ、
他社の追随をゆるさない
圧倒的性能の高さを誇ります。
94年のビデオ映像